地震で壊れない建物がなぜ出来ない?
安原武彦のネットショップ「韓国 味ごよみ」
能登の地震の爪跡がまだ生なましく残っているのに、新潟を中心とした地震がおき、大きな被害が報じられていて、
地震には丈夫だと説明されてきた原子力発電所にも大きな被害が生じ、今年の夏の電力事情に大きな影響が心配されている。
こんなに技術が発達した今日、地震で建物が壊れること自体おかしいという考えが増えてきているが、本当に壊れない建物を作ることが出来ないのだろうか?
結論から言えば技術的には地震の揺れに耐える建築物を作ることはたやすいことである。
ではどうして現実には建物に被害が出るのだろうか?
この答えも簡単なことで、出来るだけ安く作って、経済的に成り立つ事が必須条件だからだ。
家賃に見合った工事費で建設しないと事業が成り立たない。返済できる範囲で少しでも広い住宅がほしい。
ということで、一般の建物は大きな地震が来た時、建物に多少の被害が出てもよい、人命に異常がなく多少手入れれば、建物が使用できる事を目標値として設計されている。
だから丈夫な家に住みたいと思うなら、お金さえかければ揺れで倒潰しない家をつくる事は出来る。しかし地震の時、地盤に段差が出来ような敷地では不可能だ。
今の建物は技術によって建てられていると言うより、経済のバランスの上に建っているのだ。
もう一つ心すべきは、「人間は自然を支配できない」と言う事を知らなければならない。
自然を押さえ込むことを考えるより、自然の力に逆らわないことを心すべきである。
昔から家が無かった場所は、地滑りや洪水などがあって危険だから人が住まなかったと考えるべきである。
ところが都会近郊では、安いと言うだけでそのような危険な場所が開発されている。


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