高速道路を壊し清流を復元
安原と嫁のウエブショップ「韓国 味ごよみ」へ
●ブログで初めて、建築家の目で見たソウルの話をします。
かっては「工業化を進め経済最優先で突っ走る韓国」といったイメージもありましたが、今韓国の人々に大きな価値観の変化がおこっています。
ソウルの真ん中を東西に流れていた清渓川を埋め立てて作った高速道路を、壊してもう一度清流の流れる川に復元する工事が完成しました。
全長6Kmのとうとうと流れる川の両側には散策のための歩道や小公園、小さな滝、擁壁に書かれた絵など様々な目と心を和ませるものが沢山あります。
次々に現れる橋は全てデザインが異なり、都会の景観とマッチして詩情を感じさせてくれます。魚の影も濃く、水鳥が浮かぶ景観を見ていると、そこに高速道路が走っていたことが想像がつかない景観となっています。。
初めは交通の混雑、商店の売り上げなどが心配され、反対の声もありましたが、今はもうしっかりと市民権を得たそうです。
経済や自動車も大切なことだが、都会の中の自然、心の潤い空間も大切だ、との考えが市民のなかに広がったゆえに市民権を得ることができたのでしょう。
中国から来る黄砂や酸性雨、国内の水質汚染の問題、諫早の何倍も広いグンサンの埋め立てによる環境問題などに対する国民の問題意識がベースにあるからこそ市民権を得たと思われます。
日本で言えば、日本橋付近の高架道路を取り払い、広重の版画に描かれているような橋と川を再生したような事業です。
日本橋を中心として、同じような事業をすれば6000億円くらいかかるだろうと言われます。
あなたはどう考えますか?
↑左上の 清渓川 をクリックすると 清渓川の写真集がみられます。


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